![ハリーバックのイメージ図](https://www.kodobasket.com/wp-content/uploads/2020/05/73d75773c99116239b8dc2584eb889b1-576x1024.jpg)
こんにちは!ヤビーです!
前回はオフェンスからディフェンスへの切り替え(セーフティとオフェンスリバウンド)について説明しました!
相手がリバウンドを取った場合、完全にディフェンスに切り替わりますので、今回はハリーバックについて説明します。
![ハリーバックのシーン説明図](https://www.kodobasket.com/wp-content/uploads/2020/05/57c0c8b2ef1160ee1a20fc9957cb4962-1024x376.png)
![初心者さん](https://www.kodobasket.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
ハリーバックという言葉はあまり馴染みがありません。
![ヤビー](https://www.kodobasket.com/wp-content/uploads/2020/05/image1.jpeg)
直訳すると『急いで戻る』で、意味はそのまんまです!
ただし、あることに気をつけながら戻らないと、
相手に簡単に得点を許してしまうので、説明しますね!
結論を言うと、下記の3点です!
- ボールラインより戻る。
- 自分が付くべき相手を確認する。
- セーフティに付くべき相手を指示する。
私は自然と出来るようになるまでに少し時間がかかりました。
(初めのころは何か声出して指示とか恥ずかしいな、みたいな感じで。。。)
頭に入れて意識して練習するようにしましょう!
ボールラインより戻る
バスケではマークする相手を固定(マンツーマンディフェンス)するのが基本ですが、
ハリーバックするときには、自分のマークマンではなく、ゴールを守ることが大事です。
例えば↓のようなシーン
![ボールラインの説明図](https://www.kodobasket.com/wp-content/uploads/2020/05/b1e04a984a7686c6ad7faa0cf058d45a-1024x688.png)
4番の選手はマークする相手より戻れてるので安心してしまっています。
ただ、ボールとゴールの間にいないので、ディフェンスとしての貢献は0です。
これが、ボールラインより戻ることで、ディフェンスが厚くなり、相手の攻撃の芽を潰すことができます。
![ボールラインより戻ることの説明図](https://www.kodobasket.com/wp-content/uploads/2020/05/63f9f2a78e6fb2e5351f38f37ddf0c84-1024x686.png)
セーフティに付くべき相手を指示
相手が速攻を仕掛けてくるとき、自分のマークマンがいち早く走っていてマークが間に合わない場面もあります。(↓例えば5番の選手)
![声を出してマークマンを変わってもらう状況](https://www.kodobasket.com/wp-content/uploads/2020/05/fe6a093e331457a90036c55bb1da8965-1024x776.png)
こういった状況で『自分のマークマンだけ見ていれば良い』と青の1番の選手が思っていると、相手の5番の選手がパスをもらって簡単に得点できてしまいます!
![マークマンにこだわっていると簡単に速攻で点を取られる。](https://www.kodobasket.com/wp-content/uploads/2020/05/404f55bddf5e7c2884911506ac3598fd-1024x776.png)
そのため、もし、自分が青の5番の選手だったとすると、
セーフティで戻っている選手に、相手の5番につくよう指示しないといけません。
大きな声で『5番マークして!!』と叫びましょう!
↓セーフティについてはこちらの記事をご参照ください。
自分が付くべき相手を確認
これは上記の裏返しで、指示されなくても自分で誰に付くべきかを判断する、ということです。
例えば↓のような状況
![ハリーバックしながらマークする相手を確認](https://www.kodobasket.com/wp-content/uploads/2020/05/35ef368f3d67bc7aef4110a09cd9143c-1024x664.png)
4の選手は味方の状況を見て、相手の1がフリーになってしまいそうだと判断しています。
このように戻りながら、誰が誰を守っているかをよく見て、自分が誰に付くべきか考えることが大事です!
![初心者さん](https://www.kodobasket.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
では誰につくべきかは、どう判断したらいいでしょうか?
![ヤビー](https://www.kodobasket.com/wp-content/uploads/2020/05/image1.jpeg)
一つの考え方として、目の前の選手をマークする、があります。
初心者の方はまずこの考え方を意識してみてください!
まとめ
ハリーバックの大前提は、全速力ダッシュで自陣に戻る、ということです!
ただ、全力で戻るだけでは相手をフリーにしてしまい、簡単に得点を許してしまう可能性があります。
そのため、
- ボールラインより戻る。
- 自分が付くべき相手を確認する。
- セーフティに付くべき相手を指示する。
を意識することで相手の速攻の芽を潰しましょう!
全速力ダッシュする中でやるには、習慣化が大事です!
ハリーバックの考え方を本記事で繰り返したたき込んで、
日々、しっかり意識して練習に取り組んでみたください!
ではまた!
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